『身体の冷え』を取れば、病気は治る
<おわりに>

 「冷え」は身体の新陳代謝を減衰させ、腫々の臓器の機能低下を招き、
万病の原因をつくる。

 その反対に身体を温めることが、
健康を増進させて万病を自然治癒させる原動力となることが、
よくおわかりいただけたと思います。

  この点について、もう少し科学的に説明すると、こうなります。

私たちの身体が病気にならないように、
いつも頑張って働いてくれている細胞が血液中の白血球です。

つまり、免疫の主役が白血球なのです。
 白血球にもいくつか種類があります。

  ばい菌を貪食(どんしょく)に殺菌する役目の好中球、
  アレルギーを治す働きのある好酸球、
  真菌(かび)やガン細胞を貪食する単球(マクロファージ)、
  血栓を溶かしたり、血液中の脂肪を低下させてくれる好塩基球、
  それに抗体をつくってウイルスを片付けるリンパ球のB細胞、
  ガン細胞を殺してくれるリンパ球のT細胞、
  ガンやウイルスをやっつけるNK細胞などがあります。

こうした白血球の働きは、入浴後、運動後、断食中、大いに笑った後などに
より、力を増すことが、大学の研究などで発見されています。

つまり、ここで述べたように、
身体を温めたときには病気を治すべく昼夜努力をしている
白血球の機能が増すのです。

ここで、お読みいただいた方々には、
明るい気持ちで常に笑いを忘れず、労働やスポーツなどでよく身体を使い、
身体を温める食べものを摂って、健康で長生きをしていただきたいと念願します。









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