図解・体の仕組み


生殖器系
  
外生殖器(外性器)−陰茎・陰嚢の図
  
 
  

外生殖器(外性器)−陰茎・陰嚢について
 陰茎は、尿路と交接器を兼ねる器官で、背側の陰茎海綿体、腹側の尿道海綿体、その先端の亀頭(きとう)からなります。
 尿道海綿体のほぼ中央を尿道が通り、亀頭の先端に外尿道口として開きます。陰茎海綿体は血管に富み、多量の血液が注がれ、勃起(ぼっき)の主役となります。陰茎の皮膚は亀頭との移行部でたるみ、包皮(ほうひ)と呼ばれます。
 陰嚢は、腹壁の皮膚の続きで、精巣・精巣上体と精索(せいさく)の一部を包み、ふくろ状をしています。収縮時は表面にヒダが生じています。皮下には脂肪組織はありませんが、肉様膜と呼ばれる平滑筋層が発達しています。


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