図解・体の仕組み


感覚器系
  
目のつくりとはたらきの図
  
 
  

目のつくりとはたらきについて
 視覚器は眼球と、眼瞼(がんけん)、結膜、眼筋、涙器などの副眼器からなっています。
 眼球は左右の眼窩(がんか)の中におさめられ、前方は眼瞼で、後方は眼窩脂肪体で保護され、視神経によって脳とつながっています。眼球壁は外膜、中膜、内膜の3枚の膜からなっており、内部には水晶体、硝子体(しょうしたい)、眼房水(がんぼうすい)が入っています。
外膜…眼球線維膜で眼球全体を包み、前方6分の1が無色透明な角膜、後方6分の5が白目の部分で強膜となります。
中膜…眼球血管膜で、後方の脈絡膜(ぶどう膜)と、前方の毛様体(もうようたい)と虹彩(こうさい)からなります。
内膜…色素上皮層と網膜(もうまく)からなり、網膜は眼球壁の最内層で、眼球後部のやや内側で視神経と連なります。
水晶体…両凸レンズ状で、毛様体に連結されています。毛様体は水晶体の厚さの調節、つまり遠近調節に関係します。虹彩は毛様体よりおこり、水晶体の前を縁どり光量調節を行います。
硝子体…水晶体と網膜との間のゼリー状組織でその90%は水分です。
結膜…眼瞼の内面と眼球の表面をおおう結膜(けつまく)があります。
眼筋…上下左右に眼球を動かすため、主に後方を走る上直筋や内側直筋といった6種類の筋からなります。あります。


図解・体の仕組み目次に戻る



inserted by FC2 system